ここでいう波乗り株投資法とは下山敬三氏の方法のこと。
株式投資の方法にはいろんなやり方があって、その中の一つとしてとってもいい方法だと今でも思ってるんですが、わたしはダメでした。これ、難しい。
波乗り投資は6か月以内の小さな波乗りだからせわしない
波乗り株投資法は買いと売りの両ポジションを持つものなので信用取引なんですね。
信用取引は最長6か月の期限があります。
だいたい6か月間以内の波に乗らないといけない。
わたしも当初は6か月もあれば比較的ゆっくり波に乗れるんじゃないかと思ったりしたものです。
実際株価は6か月もあれば上下に動きます。
だけど意外と細かい波をとらえてポジションどりをすることになるので、最大5ポジションを操るのはけっこう忙しい。
気ぜわしくしている間にあっという間に6か月の期限が来て不本意なポジション決済なんてことを繰り返して「こりゃだめだ」って思ったのでした。
株の信用取引するにはやっぱり資金不足だった
信用取引は資金より多く投資できます。資金が少ないときにうまく利用できれば素敵です。
でもやっぱりうまく立ち回れないとリスクばかり負うハメになります。
たくさん投資できるメリットばかり思って、その分リスクも大きくなることは今一つピンときてなかったんですね。
少ない資金だと、ちょっとした波に合っても追証がきて我慢することもできない。そんなこともやってみてはじめてわかったことでした。
プチ資金で波乗りするのは簡単じゃないです。
波乗りやめて信用取引をやめたら、ほんとラクになりました。
波乗り投資法、ポジション取りの正解がわからない
波乗り投資法のポジション取り、練習すればうまくなるとは思えなかったんですよね。
結局何というか、最終的には直感頼みみたいなところがあって、自分なりのルールがとうとう最後まで確立できなかったのでした。
ただ、一銘柄に集中すると、その銘柄の値幅や動きの特徴がわかってくるというのはあります。それは今後の株式投資にとても役立つ経験になりました。
でも銘柄の値動きに慣れたからと言って、波乗り株投資法のポジション取りがうまくできるようになるとはとうてい思えなかったのが挫折の大きな原因です。