引値トレードで逆指値注文を入れていたら、本来売り持ちでいるはずが買い注文に反転してしまいました。
SBI証券のソフトHYPER SBIで逆指値注文するには
注文はかならず後場中にします。前場中の引値注文は前場の引値を意味し、終値を指しませんので注意。
ハイパーSBIの逆指値注文画面はこんな感じ。市場を東証にすると逆指値ボタンがあらわれます。
売り持ちしている場合、引値トレードは、その日の引値が前日引値より上がったときに買い持ちに反転させます。
たとえば前日の終値が398円だったとしたら、
- 400円(前日終値+2円)
- 450円(適当な上限値)
と入れて逆指値注文します。
ところがその日、396円で引けました。
前日終値より2円下がったので、本来なら売り持ち継続で反転させたくないところです。
ところが、注文後、株価が一時的にでも400円以上をつけると、その日の引値に関係なく引け値450円以下の逆指値注文が執行されてしまうんです!
逆指値注文の意味が理解できていなかった!
バカですね。ハイパーSBIの発注画面をよく見ると、ちゃんと「現在値400円以上になったら450円以下の引値で執行」とありますよね。
それなのに引値が400円以上450円以下のときに注文が執行されるものだとばかり思い込んでいたんですね。
よく考えてみれば、そんな都合のいい注文が事前にできるはずないんですけど、恥ずかしながらできるって思ってたんです……。便利だなあって思ってました。
そういうわけで、その日、ほんとなら前日終値より2円下がって引けたので、売り持ち継続にするつもりが、逆指値注文後に一時的に前日終値より2円高い値がついたばかりに、実際は前日終値より2円下げて引けたにも関わらず、買い注文が執行されて反転し、買い持ちになってしまいました。(泣)
こんなふうに、その日の引値が前日終値より上がるか下がるか微妙な値動きをしているときは、あまり早く発注すると、こんなふうに反対の売買をしてしまうリスクがあるんですね。
これまでたまたまこういう微妙な株価での値動きがなかったからよかったものの、こういうのがあまり頻繁だと、引値前の株価をたえず見ながら注文しないといけないということになります。そうなると、けっこうめんどうなトレードですよね。お勤めの人などは厳しいかもしれません。
でも、今のところ着実に利益を積み上げてくれているトレード方法なんですよね。