資金が少ないと、分散投資できない。
わたしはこれが不利なことだとずっと思ってきました。
でも、分散投資が必ずしもリスクを減らすとは限らない。最近そのことがわかってきたんです。
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分散投資は無知を補う行為
株価の動きは誰にも予想ができない。だから異なる値動きの銘柄を組み合わせるといいようなことがよく言われていますよね。でも、銘柄選択やチャートの読みに実績がある人たちは、むやみに分散投資はしていません。
失敗と判断した銘柄は早々に切って、よい銘柄に集中させると言います。
勝つ投資家の目標とは、小さな利益を出す株を十数銘柄保有することではなく、大きな利益を出す株を1?2銘柄保有することである。少額の損失を多くの銘柄で出して、多くの利益を少数の銘柄で出す、という投資法のほうが懸命だ。『オニールの成長株発掘法【第4版】』より
負け銘柄は3ヶ月までにわかるので、すぐ切る。そうすれば、少ない資金も無駄に拘束されません。
50万までの資金なら1?2銘柄を限度にする。
ルールに従って取り引きすることは大事です。
でも、売りサインが出るまで律儀に持ち続ける必要はないと思います。大きな利益を出すスター株でないとわかった時点で早々に資金を回収し、次の投資に備えます。
そうすれば、小資金でも取り引き機会が少なくなることを避けられるんですね。
持ち株が少ないと、素早く動けるので、チャンスがつかみやすい。
日ごろからチャートや市況を読む練習を積み重ねていきたいと思います。
株ケイ線・チャートで儲けるしくみ
著者のサイトのファン。1年来高値銘柄も紹介されてます。