買い銘柄候補は高値更新銘柄から探します。
わたしは、なでしこインベストメントの1年来高値更新銘柄のリストを利用しています。
市況の確認
株式投資は、市況が悪いときは何をしてもうまくいきません。
今市況はどういう状況にあるかという分析は、自分なりにしておく必要があります。
わたしは、むずかしいことはわからないので、日経平均株価などの指数を中心に見て、下げトレンドにないことを確認します。
チャートの確認
リストの中で、投資可能な株価の銘柄のチャートだけ見ていきます。
高値・安値が着実に切り上がってきているものを見つけます。下降トレンドのものは外します。日足・週足・月足それぞれのチャートを確認します。
先の値動きを予測する
高値更新銘柄リストのチャートを確認し、候補に残った銘柄については、さらに先の値動きを予測します。
高値を更新し、チャートがきれいな上昇トレンドであれば、すぐにでも買ったほうがいいように思ってしまいますが、ここであわてる必要はないんですね。株価は一直線に上がることはないからです。
高値をつけた株価はやがて上げ止まって下がります。下がった株価もどこかで下げ止まります。その上げ止まるラインと下げ止まるラインをチャートで予測し、できる限り有利なタイミングで買う計画を練るんです。こうした計画が立てやすい銘柄を選ぶといいみたいですよ。
あくまでも予測なので、思うとおりに運ぶとは限りません。それでも、自分なりに予測をし、計画通りに動くことが大切なんですね。
売買シナリオを作る
自分なりに株価の動きを予測し、売買のタイミングを練ることを売買シナリオを作成すると言います。場当たり的に動くのではなく、あらかじめ作ったシナリオどおりに動くようにします。
予測とは違った展開になった場合も、自分のシナリオがあると、あとで検証することができます。そうすると、たとえ失敗したとしても、経験値として今後に生かせるんですね。
だから、注目した銘柄については、実際に売買する前に、今後の値動きを予測し、買いポイントと売りポイントをあらかじめ決めたシナリオをきちんと作るようにするんです。こうしたシナリオを考えるだけでもかなりの勉強になります。ここまですると、投資銘柄はおのずと絞れてきます。
株式投資っておもしろい。